
2026年2月19日(木) 長野県レフェリーアカデミーがオンラインで開催されました。今回は、リクエスト講義を実施し、事前に受講生にアンケートを取り、その結果から下記2つのテーマで講義を行いました。
「決定的な得点機会の阻止【DOGSO】」 担当:高木良輔さん
「審判チーム(主審・副審・4th)の協力」 担当:栗原祐一郎さん
内容
- 「決定的な得点機会の阻止【DOGSO】」
- 「審判チーム(主審・副審・4th)の協力」
- 受講生の感想
1 「決定的な得点機会の阻止【DOGSO】」
今回の講義では以下のゴールを設定しました。
ゴール:決定的な得点機会の阻止(DOGSO)の判定を下す際に根拠を持って判定できるようにしましょう。
(1)懲戒罰の確認
決定的な得点機会の阻止(DOGSO)の反則をしたら全て退場でしょうか?
(受講生の皆さんより)
⇒PA外とPA内で警告か退場なのか異なる場合があるので全てではない。
シチュエーションによって、懲戒罰が決まります。
4つのケースに分けて、映像を用いながらそれぞれのケースでの懲戒罰の確認をしました。




DOGSOの懲戒罰を決める際は、シチュエーション(ファウルが起きた場所・ファウルの種類・ファウルを犯した競技者)を理解して判定しましょう。
(2)事象が起きた瞬間
DOGSOの4要件を確認し、実際に試合中にDOGSOの事象が起きたときにレフェリーだったらどんなことを考えながら判定をするのか伺いました。
(受講生の皆さんより)
⇒カウンターの速い展開の時には対角線式は用いず、最短距離を走る。
⇒守備側競技者の数や攻撃側の数を確認するようにする。
試合中は、様々ことを考えながら判定をしなければなりません。実際にファウルが起きた瞬間の映像が頭の中から消えてしまうこともあるかもしれません。
事象がおきてから数秒間で状況(見え方)は変わってしまいます。
事象が起きた場面・状況を把握することが、正しい判定につながります。
(3)映像ディスカッション
・DOGSOなのか?
(4要件の考慮事項)
・懲戒罰の有無?
(ファウルの場所・ファウルの種類)
をテーマにし映像ディスカッションを行いました。
(4)まとめ
決定的な得点の機会の阻止(DOGSO)を正しく判定するためには全体状況把握(4要件・シチュエーション)ことが重要となります。
2 「審判チーム(主審・副審・4th)の協力」
条文で、各審判員の役割を確認し、自分自身の経験から、「サポート」について考えました。
その後、実際の映像を見ながら、事象分析と判定を考え、その上で審判チームとしてどのようにしたら正しい判定に導いていけるかを考えました。

最終決定は主審だが、勇気を持って伝えることの重要性を受講者で再確認しました。
3 受講生の感想より
・まだまだ学びたいことが沢山あります。大変有意義な講義でした。
・1年間本当にありがとうございました。
新2級審判員として学ばせていただいたことを発揮できるように、自信を持ってチャレンジしていきたいと思います。
・DOGSOの判定について一度講義を行っていますが、より詳しく、実践的な内容を学ぶことができてよかったです。
・ハンドのことがよく分かったし、たくさんのことが分かった。
・協力に関しての伝え方、それぞれの役割を再確認できた。
・1年間ありがとうございました。
参加できないことも多かったですが良い勉強になりました。
来年度もよろしくお願いします。
・レフェリーチームとして正しい判定を行えるよう、それぞれの役割を認識してより良いチームづくりをしていきたい。
・正しい判定をするための審判団の役割について再確認することができました。 サポートをした方が良いか、しない方がいいかの判断基準を皆さんの考えも参考にしながら、自分の中で築くことができました。
・改めて、試合前の審判ミーティングの重要性を感じました。副審・4thのファウルサポートの方法について、事前に主審と相談して決めておくことを心掛けて参ります。
・審判の役割、関係がどんな場面で役立つのかよくわかった
今回を持ちまして2025長野県レフェリーアカデミーは無事終了しました。
受講生の皆様、お疲れ様でした。
「サッカー」、「レフェリー」と皆様とのつながりをこれからも引き続き大切にしていただければ幸いです。
また本事業に関わって頂きましたすべての皆様に感謝申し上げます。
次シーズンも開催予定ですので、またよろしくお願いいたします。
文責:小出貴彦(レフェリーアカデミーマスター)
















