2025長野県レフェリーアカデミー

2025年11月20日（木）長野県レフェリーアカデミー（ベーシックコース）【11月度】がオンラインで開催されました。
講義テーマは「レッドカードとなる反則」で菅賢太郎さんが担当しました。

【ベーシックコース】内容

1.講義
2.受講生の感想

1.講義

テーマは「イエローカードとなる行為」で以下について講義、映像を見て警告理由を整理しました。

1. なぜ「退場」があるの・・・？
2. 退場となる反則の種類
3. 映像ディスカッション
4. まとめ

(1)なぜ「退場」があるの・・・？

• 受講生の皆さんで「退場」の歴史について学びました。

サッカーの退場（レッドカード）の歴史は、主審が口頭で退場を命じていた（カードがなかった）ものが、言語の壁をなくすために見える化されたカード制度へと発展したとされています。
カードが導入されたきっかけや、カード制度が導入された後の歴史などが紹介されました。

 

(2)退場となる反則の種類【過剰な力（著しく不正なプレー）DOGSO】

• 競技規則第12条ファウルと不正行為の【退場と反則】に記載されている9項目の確認を行いました。

→退場と反則9項目中の【過剰な力（著しく不正なプレー）】【DOGSO（得点または決定的な得点機会の阻止）】にトピックを絞り映像で事象の確認をしました。

 

 

(3)映像ディスカッション

• テーマを「著しく不正なプレー」に絞り、映像の事象を判定してもらいました。

(4)まとめ

2.受講生の感想

• レッドカードは懲戒罰の中でも一番重いものということで試合中に出すのにも勇気のいるカードだと感じますが、競技者の安全やフェアにプレーさせるということを常に頭に置きながら警告を含め冷静に判断してレッドカードを出せるようにしていきたいと思いました。
• 警告・退場の見える化のためにカードを利用したのが、1970年のメキシコW杯から。比較的最近導入されたことを知りました。クラブの選手たちと雑談する時のネタとして有難く使わせて頂きます。
• DOGSOの4項目がよくわかった。
• レッドカードについてよく分かったから良かったです。